栄養のはなし [健康論]
本日で緊急事態宣言が解除になりますね。
他のウイルス感染症と比較して、毒性が強いわけではないけれど、
不顕性感染(感染しても症状がでない)が多いっているのが面倒よね。
さて、感染しにくい、感染しても重症化しない健康な体をつくるために大事な栄養の話を始めますね。
とはいえ、特別なことはなにもないんです。
まずは「栄養」という言葉について。
説明できますか?
炭水化物とか・・・ これは、栄養素
あとで説明しますね^^
食べて、消化して、吸収して、代謝して・・・
食べたものを利用できるものに変化させる一連の流れのことを指すんです。
この「栄養」によって取りだされるものが「栄養素」
働きで分類すると、
エネルギー供給を目的とする「熱量素」
炭水化物・タンパク質・脂質
身体の構成のための「構成素」
タンパク質・脂質・ミネラル
体調と整えるための「保全素」
ミネラル・ビタミン
って感じになりますね。
炭水化物に分類される「食物繊維」が第6の栄養素って言われたりもします。
根本的に生命維持のために必要なのが「熱量素」
これは、それぞれ固有のエネルギーをもっています。
便宜上、炭水化物とタンパク質は4kcal/g、脂質は9kcal/gです。
そして、栄養素ではないけれど、アルコールは7kcal/g。
現在、化学の世界でも正式なエネルギーの単位は「J(ジュール)」なのですが、食品や生体のエネルギーの話をするときは、kcal が用いられています。
1cal とは・・・
1気圧のもとで1kgの水の温度を0度から100度まで上昇させる熱量の1/100。
アルコールのエネルギーはエンプティカロリーだからいくら飲んでも太らないとか聞いたことないですか?
確かにアルコールのエネルギー効率は悪くて、実際に利用できるエネルギーは5kcal/g程度。
しかも、代謝のために30%くらいエネルギーを消費するし、体表面の熱放散も進むので、アルコールのエネルギーが体内で余ることはなさそうです。
ただ、ですね。
アルコールを代謝している間、他の栄養素の代謝がストップして、アルコールが優先して使われているだけ。
一緒に食べた物の栄養素は、普段以上に余りやすくなってしまうんですね。
それぞれの栄養素の話とか、代謝の話は長くなるので、順番にしていきますね。
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