ストレスに対抗するには… [NR]
みなさん、ストレスって感じてますか?
「ストレス」についての概念を築いたのは、ハンス・セリエさんです。
(もちろん、知り合いではありません。。)
通常は外部からの刺激(ストレッサー)に対して、抵抗する力を持っています。
ただ、刺激が強すぎると抵抗できなくなっちゃうわけです。
それが、ストレスを感じている状態ってこと。
さて、普段、ストレスに抵抗するために、身体はどうやってがんばっているのでしょうか?
外部からストレッサーの刺激を受けた場合、何の備えもない状態だと「ショック期」に陥ります。
大脳皮質から過剰なインパルスが視床下部に伝達され、
そこから視床下部下垂体副腎系と自律神経系によって末梢臓器に伝達され、
血圧低下・体温下降などを示すのです。
これが引き金になって・・・
交感神経系を通じ、副腎髄質からアドレナリンが分泌されます。
さらに、視床下部ー下垂体系を介して副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が促進されると
副腎皮質ホルモンの分泌が増加し、副腎皮質は肥大し、ストレスからの立ち直りが起こります。
これが、「抗ショック期」
しばらくは、こうやってストレスに抵抗してがんばっていくわけ。
でもね、ずっとずっとストレスが解消されないと、疲れちゃうでしょ。
浮腫が起こったり、血糖が下がったり、胃炎、胃潰瘍ができちゃったり。。。
最終的には死んでしまったりするんです。
ストレスに抵抗するために重要な役割をしている、「副腎皮質ホルモン」
これを体内で合成するにはビタミンCが不可欠。
分泌を刺激するためにはビタミンAが必要。
自律神経系の維持に、ビタミンB1も必要。
これたのビタミンは体の中で作り出すことのできない成分。
食物からきちんと取り入れないといけません。
疲れているときこそ、栄養のバランスを考えてきちんと栄養を補給しましょうね。
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