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脂質のはなし [健康論]

5月になりましたが、4月のこと。


去年は涙ながらに諦めたライブツアーが無事に開催されました〜♫


及川光博ワンマンショーツアー2021『SOUL TRAVELER』


緊急事態宣言で延期の公演が出てしまったけれど、去年よりはマシ。

一歩ずつ、新しい生活が進んでいくといいな。


さて、新しい時代の公演はですね、もちろんマスク着用&声出し厳禁!


とはいえ、企画側が工夫を凝らしてくれているおかげで、意外と楽しいです^^



____________


で、本題ね。



 脂質.JPG


脂肪酸.JPG 脂肪酸各論.JPG


エネルギー産生栄養素の3つ目。

すでに紹介した2つに比べて倍以上のエネルギーを作り出すことができる【脂質】

皮下、内臓間、筋肉間など体内のあらゆる場所に中性脂肪としてエネルギーを蓄えてくれる、エネルギー銀行です。

食物が得られない可能性もある厳しい環境を生き抜くには大事だけれど、飲食に困ることのない、現代の先進国の住民には邪魔な存在だったりも。

人体の水分量は60%ほどだけど、脂肪組織に関しては、20%程度。
1kgの脂肪組織の中にある中性脂肪は800gとなるので、1kgの脂肪が増えたり減ったりするためには、7200kcalほどのエネルギーが過剰になったり不足したりする必要が、あります。

…ということは?

ちょっと食べすぎたくらいで、1kgも2kgも脂肪が増えるわけがないってわかりますよね。

逆もまたしかり。

一食抜いたくらいで、1kgの脂肪が減ってくれることなんて、まずないということがわかるでしょ。

嫌われがちな脂質だけど、大事な働きもいっぱい。
身体の働きのバランスを取るホルモンをつくったり、一つ一つの細胞の膜を作ったり。

減らしすぎず、摂りすぎず、うまく付き合っていきましょう。



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タンパク質のはなし [健康論]

4月。


早いもので今年も1/4が過ぎました。


暖かくなってきて、薄着になってきて

運動を始めようと思う方も多いのでは?


最近、「運動したらプロテイン!」のような雰囲気もありますが、プロテインって何か? 飲んでる方はもちろん知ってます・・・よね?



Protein = タンパク質


酸素、炭素、窒素から成り、主に動物の形態を構成している、アミノ酸の集合体 です。


タンパク質.JPG


アミノ酸ってめちゃくちゃ種類があって、その中で人体を構成しているのは、たった20種類。

髪、皮膚、爪、筋肉、靭帯、臓器、血液、ホルモン、酵素、神経、骨、、、これら全てが20種類の組み合わせからできているってすごくない?


アミノ酸.JPG


20種類のある中で、体内で合成できなくて、食事から摂取しないといけない「必須アミノ酸」が9種類。

体内で合成できるから、必ずしも摂取しなくても、なんとかなるものが、11種類。


極端に一種類のアミノ酸だけを多く摂っても、足りないものがあると、体の成分を合成することができないこともあるので、バランスよく多くの種類を摂っておくことが大事。


この含まれいてるアミノ酸のバランスのことを「アミノ酸スコア」って言ったりします。


プロテインだと、だいたい「アミノ酸スコア 100」って書かれていると思います。



体内の組織は、変化がないように見えても、ちょっとずつ分解と合成が繰り返されていて、例えば体重60kgの場合、180gのタンパク質の合成が分解が行われているとか。


この合成をするために必要な原料が少ないと、分解を進めて、体内の組織から必要なものを補おうとしてしまうのです。

これが、筋量、骨量の減少、肌荒れの原因になるんですね。


組織の合成を進めるために必要なことが2つ。


1、必要な量のアミノ酸を摂取しておくこと

2、必要な刺激を与えること



これを、筋肉を増やすことに当てはめると、


十分な負荷を与える筋トレをして、食事でタンパク質の豊富なものをしっかり食べることが必要になるってことですね。


筋肥大に必要なのは、「総負荷=重量×回数」なので、

重いものを持って、ちょっとだけがんばるか

軽いもので、回数をめっちゃがんばるか、の2択。  


 無理しなくてもいいけど、がんばらなくていいという選択肢は、ない。




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炭水化物のおはなし [健康論]

糖質制限。


誰もが一度は聞いたことがある単語ですよね。


 


大流行のときよりは下火になった気もしつつ、まだまだブームは続いてる?


 


 


賛否はあるし、向き不向きをあるけれど、「糖類」は控えめにしたほうがいいと思う。


 


 


ここで言葉の説明を。


炭水化物=糖質+食物繊維


糖質=単糖類、二糖類、少糖類、多糖類 などなど


 


この単糖類、二糖類のことを「糖類」っていいます。


 


食品でいうと、砂糖、果物、牛乳なんかに入っている分です。


 


炭水化物.JPG


 


すぐに代謝されるので、エネルギーとして使われやすいけれど、すぐに消費しないと脂肪になってしまい、肥満の原因になるということで、WHOでは1日の総摂取エネルギーのうち5~10%未満にするように勧告がでているほど。


 


もちろん大事な働きがあるので、多糖類や食物繊維は積極的に食べてほしいんです。


 


先ほどはWHOの話を出したけれど、厚生労働省からは「日本人の食事摂取基準」というのが5年ごとに公表されていて、各栄養素に関して、年代、性別ごとに必要な量や摂りすぎてはいけない量が提示されているんです。


 


現在は昨年令和2年に発表されたものが最新版。


 


特に内訳については明示はされていないけれど、


1日の総摂取エネルギーのうち、50~65%を炭水化物から摂取するように記載があります。


 


大きな幅があるのは、タンパク質や脂質の占める割合にもある程度幅があるから。


 


食物繊維にも別途基準は設けられていて、厳密には体重あたりで計算するのだけれど、ざっくり、1日に25gくらい摂れたないいな、ってところです。


 


炭水化物の項目に、アルコールの過剰摂取に関する注意喚起もされているので、ついでに。


 


アルコールとして、1日10g、週に100gを超えると健康障害のリスクがかなり上がるとか。


 


イメージ沸きます? この量。


 


アルコール濃度5%の350mLの缶チューハイ1本でに含まれる


アルコールの量14gです(;^_^A


 


お酒はお付き合いでために嗜む程度がよさそうです。


 


 


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栄養のはなし [健康論]

本日で緊急事態宣言が解除になりますね。


他のウイルス感染症と比較して、毒性が強いわけではないけれど、

不顕性感染(感染しても症状がでない)が多いっているのが面倒よね。



さて、感染しにくい、感染しても重症化しない健康な体をつくるために大事な栄養の話を始めますね。


とはいえ、特別なことはなにもないんです。


まずは「栄養」という言葉について。


説明できますか?


炭水化物とか・・・ これは、栄養


あとで説明しますね^^


 食べて、消化して、吸収して、代謝して・・・
食べたものを利用できるものに変化させる一連の流れのことを指すんです。


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この「栄養」によって取りだされるものが「栄養素」



栄養素.JPG

 

働きで分類すると、

 

エネルギー供給を目的とする「熱量素」

 炭水化物・タンパク質・脂質

 

身体の構成のための「構成素」

 タンパク質・脂質・ミネラル

 

体調と整えるための「保全素」

 ミネラル・ビタミン



って感じになりますね。


炭水化物に分類される「食物繊維」が第6の栄養素って言われたりもします。



根本的に生命維持のために必要なのが「熱量素」

これは、それぞれ固有のエネルギーをもっています。


エネルギー.JPG


便宜上、炭水化物とタンパク質は4kcal/g、脂質は9kcal/gです。

 

そして、栄養素ではないけれど、アルコールは7kcal/g

 

現在、化学の世界でも正式なエネルギーの単位は「J(ジュール)」なのですが、食品や生体のエネルギーの話をするときは、kcal が用いられています。

 

1cal とは・・・
 1気圧のもとで1kgの水の温度を0度から100度まで上昇させる熱量の1/100。

 

アルコールのエネルギーはエンプティカロリーだからいくら飲んでも太らないとか聞いたことないですか?

確かにアルコールのエネルギー効率は悪くて、実際に利用できるエネルギーは5kcal/g程度。

しかも、代謝のために30%くらいエネルギーを消費するし、体表面の熱放散も進むので、アルコールのエネルギーが体内で余ることはなさそうです。

 

ただ、ですね。

アルコールを代謝している間、他の栄養素の代謝がストップして、アルコールが優先して使われているだけ。

一緒に食べた物の栄養素は、普段以上に余りやすくなってしまうんですね。

 

 

それぞれの栄養素の話とか、代謝の話は長くなるので、順番にしていきますね。

 

 

 

 




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健康を維持するために必要なこと [健康論]

「健康が大事」なんて誰でもわかっていることですよね。


分かっているけど・・・


運動するなんて面倒だし~

好きなもの食べたいし~


ついつい楽なほうへ進んでいこうとする、それが人間。


もうね、本能だと思うのです。


だってをしておかないとピンチな時にがんばれないじゃん!?


ライオンだって、狩りをしていないときは、ダラダラのんびりしているでしょ。



そんな野生動物と人間の大きな違いがふたつ。


 ・野生動物は食べるために必死に動く瞬間がある


 ・野生動物は食べ過ぎない


あぁ、耳が痛い( ノД`)



健康であるために必要なことは3つ


身体に悪いものは控えて、必要以上に食べ過ぎない


適度に、定期的に体を動かす


しっかりと休息をとる


この3つができていれば、徐々に健康に近づいていくはず。


ちょっと意識してみませんか?




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